【グアテマラ生活】驚愕!これが本当のドア to ドアの生活だ。治安が悪いとこうなるぞ。


突然ですが、「ドア to ドア(ドアトゥードア)の生活」って体験したことありますか?

ここで言うドア to ドアとは、

  • 治安上、家から目的地まで一歩も外を歩かずに全て車で移動する  

という意味で、治安の悪い国に駐在する人たちの間で皮肉的に使われている表現です。

door-to-door

  1. 〔勧誘・販売・募金・調査などが〕戸別に

  2. 〔商品などの配達が〕宅配で

  3. 出発地点から到着地点まで、玄関を出て目的地に着くまで、全行程[区間]含めて

  (英辞郎より)

※英語だと1と2の意味で使われることが多いと思いますが、この場合は3の意味が一番近いですね。

いわゆる「危険地」と呼ばれる地域に赴任すると外を歩けないので、安全のため移動は全て車です。

そして、治安が悪いといわれるグアテマラシティーでの生活も「ドア to ドアの生活」が待っていました。

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危機管理ゆるめの日本人が驚いた!グアテマラシティーのリアルな日常

普段、日本で命の危機にさらされる心配もなく、のほほんと暮らしている危機管理ゆるめの私がグアテマラシティーで暮らしてみたら・・・

「安全に暮らせるってすごいことなんだな・・」って切実に感じましたよ。

自家用車は必ず濃いめのスモークフィルム仕様が常識!

グアテマラシティーで安全を確保したければ、とにかく自家用車が必要。

そして、中に誰が乗っているのか分からないように、窓は全て濃いめのスモークフィルム仕様にします。これも安全のため。

車は自分で運転も可能ですが、たいていの駐在者は安全のため土地勘のある現地の運転手を雇います。

荷物は必ず車のトランクへ!

   

どこかへ出かける時に、車の座席に荷物が置きっぱなしになっていると非常に危険なんです。

何か荷物があると気づかれると、容赦なく車の窓ガラスを割られて盗難被害に遭う確率があがってしまうのだそう。

実際に、スーパーで買い物中にうっかり座席に荷物を置いたまま出かけたせいで強盗にやられてしまった、という話も聞きました。たとえその荷物に貴重品が入っていなくても、「荷物がある」というだけで狙われてしまうんですね~。

「捨て財布」「捨て携帯」を常備せよ!

車内には、強盗に遭った時のために、100ケツァール程度(日本円で1450円くらい)の現金を入れた「捨て財布」と、失くしても困らないような「捨て携帯」を置いておきます。

「金よこせ」とか「携帯よこせ」とか言われたらそれらを渡します。

幸いにも、私たちは強盗に遭うことはなかったのですが、中には何回も被害に遭ったという方もいました。

車の渋滞は強盗たちの格好の餌食!

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(夕方のグアテマラシティー。夕方になるといつも渋滞する。/ 筆者撮影)

グアテマラシティーは一方通行の道路が多く、また車で移動する人が非常に多いため渋滞は日常茶飯事。

そんな時こそ危ないんです!

車に乗っているからって安心はできません。強盗はバイクに乗ってやってきます。窓をコンコン叩いて「金よこせ、携帯よこせ」のジェスチュア。片手はポケットに入れたままで銃を持っていることをちらつかせます。

渋滞で車が身動きできないのをいいことに、強盗は金品を巻き上げようとするんですね~。だから前述の「捨て財布/携帯」が必要なのですよ。

車を止めるな!夜中の赤信号で止まったら命取り?!

もしも夜道を走っているのが自分の車だけだったら、赤信号で素直に停車すると逆に危険だという話もありました。

停まっている間に他の車やバイクが来て、運悪くそれが武器を持った強盗だったら・・・

これも格好の餌食でしょう・・・。

銀行帰りには気をつけろ!同じ道は通るな!跡をつけられてるかも。

銀行に用事がある時には安全上もちろん車で行くのですが、通る道や行く曜日に毎回規則性があると狙われる危険があります

ターゲットにされると強盗に跡をつけられて駐車場で現金を奪われたり、家まで追跡されて危険な目に遭うこともあるのだとか!

なので銀行へ行く時は、曜日や時間、ルートを変えるのが常識。

なんだかスパイ映画のようですが本当の話です。

現金引き出しに便利な「銀行ドライブスルー」

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(銀行のドライブスルー。透明のチューブの中でカプセルを飛ばして現金や小切手のやりとりをする。/ 筆者撮影)

ドライブスルーの銀行は車を降りずに現金を引き出せます。

やりとりは簡単。

透明のチューブの中に小切手などを入れたカプセルをセットしてスイッチを押すと、銀行の係員のところまでそのカプセルが飛んでいくしくみ。

係員は現金をカプセルに入れて、透明チューブ経由で顧客のいるレーンまで飛ばします。それを受け取ってやり取りは終了。何かあればインターホンで係員と会話もできます。

もちろん、このドライブスルーにも銃を持った警備員が常駐しています。

給料日とボーナス時期は要注意!それは強盗の稼ぎ時だ。

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現地では毎月の給料日やボーナスの時期になると、強盗が普段にも増して多発します。

給料現金払いのお手伝いさんが、帰り道に強盗に待ち伏せされて狙われやすい、なんてこともよくあるそう。

「グアテマラの強盗は、抵抗せずに素直に金品を出せば命までは奪われない。エルサルバトルやホンジュラスでは、まずターゲットを殺してから金品を奪う。」

というのを聞いて、「グアテマラの強盗のほうが良心的かも・・」と思ったり。

あまりにも犯罪が身近にありすぎる生活をしていると、このように完全に感覚が麻痺した思考になってきます。

最終的には、銃を見ても何も感じなくなる。

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(とあるイベントで配備された警官 / 筆者撮影)

住み始めた頃は、警官や警備員が銃を持って立っているのを見ると、その物々しい雰囲気に「本当に治安の悪い国に来てしまったんだ・・」と何とも言えない気持ちになりました。

でも、しばらく経つとそれにも慣れて「銃を持った警備員がいる=安全な場所」という認識に。

「人間は何事にも慣れる存在だ (by ドストエフスキー)」という言葉がありますが、本当にそう思います!

さいごに

グアテマラシティーのマイナス面ばかり書いてしまいましたが、そんなシティでの生活も、慣れてしまえばとても快適でした。

観光地として有名なアンティグアやパナハッチェルなどの地方都市、アティトラン湖畔の村々では旅行者も安全に街を歩けます。

グアテマラ人は声をかけると皆気さくに話してくれるし、少しシャイで控えめな部分が日本人と似ていて親しみを感じることもありました。

この先、グアテマラシティーでも観光客が安心して歩ける街になることを願ってやみません。

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