LCC機内持込できるバックパック【キャビンゼロ 36L】が良かったのでレビューします!

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4月に香港へ4泊5日ひとり旅に行ってきたのですが、その時に香港エクスプレスに乗りました。

「LCCの預け荷物って有料だから機内持込みだけで済ませたい!」と思って、機内持込のサイズ規定に収まる丁度良いバッグを探して行き着いたのがこの「キャビンゼロ(Cabin Zero)」

実はこのバックパック、旅ブロガーさんたちの口コミでも「おすすめ」としてよく紹介されていたので、以前から気になっていました。

キャビンゼロは28L、36L、44L の3サイズ展開で、全て10000円以下で購入できてしまう何ともコスパ良すぎなバックパックなんです!

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キャビンゼロ(Cabin Zero)って?

キャビンゼロは2012年にイギリスで設立されたブランド。

現在は世界30カ国で販売されています。

800g以下という軽量設計ながらも、シンプルでスタイリッシュなデザイン、それでいて大容量で豊富なカラーバリエーションがあります。

Youtubeで海外のパッキング動画を見ていると、キャビンゼロを使っている人の割合がけっこう高いんですよね。

赤いキャビンゼロも可愛いですねー。(→動画は28Lのものです)

LCCで悩む「手荷物サイズ」はキャビンゼロで解決!

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(画像出典:https://www.cabinzero.com/

格安でLCCのチケットを手に入れたのに、荷物サイズオーバーで余計な料金がかかるのは避けたいですよね。

そんな時は、重量のあるキャリーケースではなく、軽量でコンパクトなバックパックがおすすめ!

とにかく軽いし、LCCの手荷物規定サイズを多少オーバーしていてもナイロン製のバックパックなら形を崩せば対応可能なのでとても便利です。

キャビンゼロを選ぶ【メリット5つ】

紛失時に荷物を追跡できる機能がある!

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キャビンゼロには「OKOBAN」という「紛失物追跡システム」が付いていて、このシステムは世界1960の空港、300社以上の航空会社で採用されているんです。

上画像のPLEASE ACTIVATEと記載のあるシールを剥がすと、個別の識別コードが記載されています。それをOKOBANのホームページで自分の連絡先などと共にあらかじめ登録しておきます。

荷物を紛失してしまった場合、航空会社の係員、または拾った人がOKOBANのシステムに「拾ったよ」と情報を登録してくれると、 自動でお知らせが持ち主に届くというしくみ。受け渡し方法は双方で相談します。

メーカー保証10年付き(正規品)

正規品には、なんと10年保証が付いています。

それだけ自信を持って製品を作っているってことでしょうか。何とも太っ腹な保証ですね!

人間工学に基づいたデザイン

荷物の中身が重くなっても肩が痛くなりにくいデザインになっています。

私はキャビンゼロの36Lを購入してすでに数回使用しましたが、荷物を詰め込んで重くなっても、体に負担がかかりにくいと感じました。

ほどよい収納ポケット数

多機能リュックにありがちな沢山のポケットだと、どこに何を入れたのか行方不明になりがち。

キャビンゼロは表側に1つ、中側にはノートPC用ポケット含む3つのポケットが付いています。シンプルだけど、必要十分なポケット数なので物が見つけやすいところが良いです。

どのサイズでも機内持込サイズの規定を満たす

キャビンゼロは、28L、26L、44L、3種類のサイズ展開。

このどれを選んでも、ほとんどのLCC機内持込みサイズの規定を満たします

LCC機内持込みサイズとキャビンゼロの比較については、次章をどうぞ。

LCC各社の手荷物サイズとキャビンゼロとの比較

おもなLCCの手荷物サイズと重量をまとめてみました。

この中で、サイズ規定が一番厳しいLCCはタイライオンエアーですね。

LCC航空会社 サイズ(cm) kg
Jetstar 56×36×23 7
Air asia 56×36×23 7
Thai lion air 40×30×20 7
Lion air 48×34×23 7
香港エクスプレス 56×36×23 7
ピーチ航空 50×40×25 7
Easy jet 56×45×25 制限無
バニラエア 55×40×25 7
春秋航空 56×36×23 5
タイガーエアー 54×38×23 10
エアプサン 55×40×20 10

次に、【キャビンゼロのサイズ比較】がこちら。

サイズ 高さ マチ 重量(g)
28L 28 38.5 18 640
36L 29 44 19 650
44L 35 49 16 740

サイズ規定が厳しいタイライオンエアーでも、キャビンゼロの28Lならいけそうです。

タイライオンエアー以外であれば、どのキャビンゼロのサイズを選んでもLCC手荷物サイズ規定内に収まります

香港旅では、香港エクスプレスに乗ったのですが、44Lだと自分が背負うには少し大きすぎる気がして、私が購入したのは36Lのアイスグレーでした。

キャビンゼロ36L を画像付きでレビュー

まずは表から。

アイスグレーはモノトーンだけど明るい色合い。

どんな服装にも馴染むカラーなので気に入っています。

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裏側はこんな感じ。

人間工学に基づいた肩ひものカーブ、そしてクッションが入っているので、肩が痛くなりにくいです。

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取っ手が2箇所に付いていて、2Wayで持てるようになっています。

狭くて乗客の荷物であふれるLCC機内の荷物棚。そんな状況でも、この取っ手を掴めば荷物を引っ張り出しやすくて便利です。

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表側のポケット。

このポケットは大きいので、すぐに取り出したい物を入れておくと便利。ガイドブックやバウチャー類、スナックなんかを入れてます。

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中を開けるとこのように開きます。

フルオープンではありませんが、だからといって今のところ特に使いにくいということはないです。

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ノートPC用のポケット付きで、私は13.5インチのPCを入れています。

タブレットなんかも固定して入れておけるので助かります。

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メッシュのポケットと、その下に普通のポケットがもう1箇所あります↓

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鍵とか充電コードなどの細かいものは、この中身の見えるメッシュの収納ポケットに入れておけばバッグ内で行方不明になりません。

36Lではこれだけのモノが収納できる!

こちらの写真は「香港4泊5日ひとり旅の荷物」で、これだけのものを収納できました!

(参考:香港・マカオ 女ひとり旅の持ち物と準備【4泊5日】)

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これらの荷物をキャビンゼロに収めるとこうなります。

  ↓   ↓

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全部の荷物を詰め込んでも、上のほうに若干の余裕がありました。

ちなみに、写真のように2つのファスナーを合わせて南京錠を通して取り付けることができます(ファスナーはYKK)。

パッキングするときは、中身がゴチャゴチャにならないように、仕切り用のトラベルポーチもあると便利です。

大人が持てるスタイリッシュさは高評価!

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(画像:キャビンゼロ 36L / サンダル:KEEN UNEEK→レビューはこちら

キャビンゼロはとにかくデザインがシンプルなので、大人が背負うとダサくなりがちな旅のバックパックスタイルをスタイリッシュに見せてくれます。

旅行用としてはもちろん、28Lのサイズでは、普段使いにしている人もSNSでよく見かけます。

性別や年齢に関係なく女性や男性でも使えるデザインなので、家族でシェアしたりできるのも良いですね。

キャビンゼロの【デメリット】は?

キャリーケースと合体できない→グッズで解決!

キャビンゼロをキャリーケースのサブバックとして使いたい場合、欠点としては「キャリーケースのハンドル部分に通して固定させるベルト」が背面に付いていないことですが、こんな風に「バッグとめるベルト」を使えば解決です。

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この「バックとめるベルト」、1つ持っていると何かと便利で、取っ手のあるバッグなら簡単にキャリーケースに合体することができます。

キャビンゼロを「サブバッグ」として使う時には、このように合体すれば背負わなくて済むので楽です。

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「バッグとめるベルト」を使うときには、ベルトがキャビンゼロの取っ手の中を通るようにして取り付けると、動いてもズレずに安定しますよ。

完全防水ではない→ザックカバーで対応

もう1つのデメリットとしては、完全防水ではないので、雨などで濡れると水を吸収してしまいます

少し分かりにくいですが、実験で水を垂らしてみました。

水がかかると撥水しますが、1分くらいすると布に水が染み込んできます。

大雨だと無理そうですが、小雨くらいなら耐えられそうです。

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とはいえ、雨の中を歩く状況がほとんど無いので(傘使うし)、個人的には今のところそれに対しての不満はありませんが、気になる方は「防水スプレー」をかけておくか、「レインカバー(ザックカバー)」を使うと良いかと思います。

多機能型【キャビンゼロミリタリー】もオススメ!

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(画像:キャビンゼロ ミリタリー CABIN ZERO MILITARY 36L

従来のキャビンゼロの機能はそのままで、さらに便利な機能が搭載された「キャビンゼロミリタリー」というシリーズもあります。

ユナイテッドアローズなどのセレクトショップでも取り扱っている商品で、サイズは 28L、36L、44Lの3種類。

まず特筆すべきは、

  • 防刃性の高い強靭なミリタリースペックのナイロン素材

​治安の良くない国では、リュックを刃物で切られて貴重品を盗られるなんてことが頻発するので、防刃性のある素材を使っているのは心強いですね。

そして、新たに搭載されたこのサイドポケット↓

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(画像:キャビンゼロ ミリタリー CABIN ZERO MILITARY 36L

このポケットのスナップボタン(上の画像左)を外すことで、細かいメッシュ素材が伸縮して、500mlのペットボトルはもちろん、スマホや充電バッテリーなどが収納可能です。

また、サイドのアジャスターと併用すれば、折り畳み傘などの大きなグッズも安定させて収納できます(上の画像右)。

従来のCabin Zero に比べるとカラーバリエーションが少ないですが、ブラック、グレー、カーキなどの落ち着いた色合いが揃っています。

口コミでは「ビジネスの出張用」に使っている方も多いようです。

また、キャビンゼロミリタリーは、チェストストラップとウエストベルトも新たに搭載されているので、より疲れにくい設計になっています。

こんな場面で役立った。

Busy, Street

これまでバックパックって背負わないとならないから不便だと思ってましたが、香港旅行では意外にも大活躍でした。

階段の多い地下鉄構内なんかはキャリーケースだと、その都度持ち上げなければならないのが面倒・・。

そんな時はバックパックのほうが断然楽ですね。

泊まった宿はエレベーター無くて階段だったし、街は人でごった返しているので、人に当たらないように気にしながらキャリーケース引くよりはバックパックで正解でした。

というわけで、LCCの節約一人旅には、これからもキャビンゼロで行こうと思います!

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