神奈川県湯河原町の「西村京太郎記念館」へ行ってきました。
昔、推理小説にハマっていた頃、西村京太郎シリーズや山村美紗シリーズをよく読んでいたので、いつかは行きたいと思っていた場所でした。
小さな施設ですが、展示物が充実していて、入館料はカフェ付き、タイミングが合えば西村さんご本人にも会えます!
ファンはもちろん、ファンでなくとも推理小説やサスペンスドラマが好きな方は間違いなく楽しめる場所です。
今回は、その西村京太郎記念館へ行った感想や、駐車場情報などをレポートします。
Contents
西村京太郎記念館へのアクセス・開館時間は?
- 住所:湯河原町宮上42-29
- 入館料:大人 820円 / 中高大学生 310円 / 小学生 100円 ※大人のみ1Fのカフェでコーヒーか紅茶が付きます
- 開館時間: 9:00〜16:30まで(入館は16:00時まで)
- 休館日: 毎週水曜日 ※但し、水曜日が休日にあたる場合は、その翌日 / 年末年始は、12月29日〜1月3日。
- TEL:0465(63)1599
【交通】
- 電車で行く→ 電車:湯河原駅からバス乗車5分(奥湯河原・不動滝行き)、「小学校前バス停」下車後、徒歩3分で到着
- 車で行く→東京方面より国道135号線「千歳橋交差点」右折/新幹線ガードそば
無料駐車場あり
駐車場は無料で、記念館前に5台分駐車できます。
日曜の午前中に到着した時は、駐車場はそれほど混雑なく停められました。
記念館の向かい側には桜並木があります。
行ったのは4月の初め頃だったので、まだ桜が残っていました。
川沿いを散策するのも気持ちが良さそうです。
西村京太郎さんご本人にはいつ会える?
せっかく記念館へ行くのなら、ご本人に会える時に行きたいですよね。
口コミによると、西村京太郎さんは日曜日にいらっしゃるそうです。
日曜日の午前中に行ったら、1Fの「茶房にしむら」奥の座席で、静かに読書をされていました。
写真は係員の方に伝えると、順番で撮ることができます(もちろんご本人と一緒に)。
西村さんは赤のベストがお似合いで、私達と一緒に撮った写真ではピースしてました!(お茶目な方です^^)
ファンの方々と交流するのがお好きなようで、写真撮影にも気軽に応じてくださり、少しお話することもできました。作家の方と実際に会って喋る機会なんて滅多に無いので、とても貴重な時間を過ごすことができました。
大御所作家なのに、とても穏やかで親しみやすい雰囲気をお持ちで、ファンの方々とのやりとりを楽しんでおられるところが印象的でした。
書籍購入で名前入りサインをいただきました。
2Fに書籍販売コーナーがあるのですが、そこで本を購入すると、西村さんがいらっしゃる時には名前を書いてもらえます。
レジでもらったレシートの裏にあらかじめ書いてほしい名前を記入しておく、というシステムみたいでした。
店員さんに聞くと、案内してもらえます。
入館料を支払うと1Fの「茶房にしむら」でコーヒーか紅茶が付く。
820円の入館料で大人はコーヒーか紅茶(ホット/アイス)が付きます。
そして、さらに930円の追加料金を支払うと「京太郎コーヒー(炭火焼)」に変更できるのですが、そのコーヒーが入っているサイン入りカップとソーサーはお持ち帰りできてしまうんです!値段だけ見ると高いと思いますが、カップ&ソーサーが持ち帰りできると聞いて納得でした!
ちなみに上の写真は、入館料のみで付いてくるコーヒー(ブレンドコーヒー)になります。
その他には、ソフトドリンク各種、カレやースパゲティーなどの軽食やケーキセットなんかもメニューにありました。
2Fの展示室で見学したあと、コーヒーでも飲みながらゆっくりできるのが良いですね。また、このタイミングで西村さんご本人がいらっしゃれば、前述のように一緒に写真を撮ったりお話したりすることもできます。
2Fは小説にまつわる展示物や事件現場のジオラマを楽しめる
2Fの展示室では中央にジオラマがあるのですが、よーく見ると、殺人事件が起こっています。
いくつ見つけられるのかクイズ形式になっていて、ついつい夢中で探してしまいます。
壁一面にズラリと展示された著書は圧巻!
富士通が開発したサービスロボット「enon(エノン)」くんが案内してくれます。
西村京太郎クイズを出題していて、全問正解すると、成績優秀者として西村京太郎名による認定書が贈呈されるそう。
やってみたけど難しかった・・
ちょっとした映写スペースもあります。
小説の舞台になった県ごとに、事件をまとめたパネルも。
さいごに
来訪者は、湯河原温泉に来た観光客の方が多い印象でした。
日曜日の午前中ではそれほど混雑しておらず、2Fの展示を見学してから1Fカフェでゆっくりお茶ができました。
記念館自体の規模は小さいですが、何と言っても「西村さんご本人に会える」というところに最大の価値があると思います。
入館料はコーヒー/紅茶代込なので、お茶がてら気軽に立ち寄ってみるのもおすすめです!
>>>熱海・湯河原が舞台となった小説を読んでから訪れると臨場感あります♪