旅先での体調不良と食中毒を防ぐには?
旅先ではその土地の美味しいものを思う存分に食べたいですよね。
長距離での移動後は体が疲れているので、普段だったら問題ない食べ物に当たってしまうこともあるかもしれません。
胃腸が疲れている時には、もちろん食べ物の冒険はせずにおくのが賢明です。
ですが、体力もあって体調万全であれば現地のいろいろな食べ物を試してみたい、と思う方も多いと思います。
そんな時、生モノ(生牡蠣やカルパッチョ、生野菜など・・)を食べるとなると食中毒が心配でつい躊躇してしまう、という方は白ワインも一緒に注文するのがおすすめです!
白ワインに含まれる強力な殺菌効果!
白ワインは赤ワインと比べて殺菌効果がとても高く、実験によると10万個の大腸菌やサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌が10分程度で死滅したそうです。
これは白ワインに含まれる有機酸(菌の増殖を抑える効果がある)とアルコールとの相乗効果によるものと考えられています。
「牡蠣に白ワイン」の昔から定番の組み合わせは「刺身にワサビ」と同様、殺菌効果が期待できる理にかなった組み合わせだったということになります。
旅行中いろいろな食べ物を試してみたい方は、白ワインも一緒にオーダーして食あたりを回避しましょう!
(ただし、白ワインを飲めば絶対に食中毒にならない、というわけではありませんので、元々生ものを食べるとお腹を壊しやすい方は旅先でも控えておいたほうが良いでしょう。)