「海外旅行に慣れているし、自分は大丈夫」と思っていた私でしたが、なんとスリに遭ってしまったことがあります。
あとで思い返すと、まさに「一瞬の気の緩み」だったのですが、よい勉強になりました(><)
この記事では、そんな私のスリ体験談と、よくあるスリの手口を挙げてみました。
Contents
バンコクでうっかりスリ被害に遭った!スリの仕事ってほんとに秒速!!
バンコクのウィークエンドマーケットへ行った時のこと。
事前にそのマーケットはスリが多いという情報を知っていたのですが、その時は夫と行動していて、その安心感からか気が緩んでいたのかも。
普段は用心深くショルダーバックは必ず前に抱えるようにしているのですが、何かの拍子に数分間、無意識にそのバッグを後ろに掛けてしまっていました。
そしたら、なんと!
その数分の間で、見事にバッグのチャックは開けられ、財布だけ抜き取られていたのです(゚д゚;)!
幸い、財布には小額の現金しか入れていなかったので、被害は少なくて済みました。
でも、スーツケースに付けていた南京錠のカギも入れていたので、そのままではスーツケースを開けることができない!!
仕方なく、後でホテルの人に頼んで南京錠を専用の道具で切り離して壊してもらいました(ホテルにはそんな道具が常備されているんですねー!)。
被害が少なくても、意外とショックは大きいもので・・・
「旅慣れていると思っていた自分がまさかスリに遭うなんて・・」と何だか自信が無くなってしまったのを覚えています。
旅慣れた同行者がいる時ほど気が緩みやすい
私の経験から、ひとりの時よりも、自分より旅慣れた同行者(友人や現地ガイドなど)がいる時ほど気が緩みやすい傾向があると思います。
一人旅では、自分がしっかりしていないと、というプレッシャーから常に気を張っているせいかスリに遭ったことはありません。
でも、自分よりも旅慣れている人と一緒に行動している時は要注意です!
というのも、信頼できる人と一緒にいると、一緒にいるだけで安心してしまって肝心な自分のガードが緩くなってしまうことがあるからです。
スリのよくある手口を事前に知って貴重品を守る!
国によって手口は様々ですが、共通するのは人の気を逸らし、その間に物を盗る、という流れ。
- 人混みでもないのにやたらと自分と距離が近い人
- 身なりがしっかりしていて到底スリには見えないようなタイプの犯人
- 妊婦や小さい子連れ女性のスリ
何か話しかけられても、バッグは必ず手で押さえながら持つことを忘れずに!
スリのあるある① パリ地下鉄の少女集団
少女が集団で地下鉄に乗り込み、観光客に何かを尋ねる。
観光客は、相手が子どもということもあり親切に接する。
そうして観光客の気を逸らしている間に、他の少女が財布や携帯、購入したブランド品などを盗むという手口です。
パリ地下鉄1番線で頻発しているそうです。
スリのあるある② アイスクリーム・ケチャップ強盗
観光客にわざと、アイスクリームやケチャップを付けて、親切を装い「付いてますよ」と話しかける。
観光客が驚いて、無防備になっている瞬間にモノを盗るという手口。
スリのあるある③ 地図持参で観光客を装い道を尋ねる
観光客がカフェのテーブルで寛いでいると、近くに座っている観光客風のスリが道を尋ねてくる。
そのスリは、大きな地図を広げながら会話を始めます。
テーブルの上にはつい先ほどまで使っていた、観光客のスマートフォンが置いてあります。
しかし、そのスマホは、広げた地図で隠れてしまっている状態。
その間に観光客風のスリが地図の下から携帯を奪う、という手口。
スリは道を教えてもらった礼を言って足早に去るが、気付くとテーブルに置いてあった携帯はすでに盗られているというわけです。
スリのあるある④ 小銭をバラまいて注意を引く手口
道端や電車内でわざと小銭を落とし、困っているフリをして周り人の親切心を利用。
小銭を一緒に拾ってあげている間は、荷物などが無防備になります。
その瞬間に、別のスリ仲間が財布や携帯を盗る、という手口です。
こんな時スーツケースを持っていたら、小銭を拾っている間はしゃがんで床のほうに意識がいってしまい、目を離している隙にスーツケースごと持っていかれてしまうかもしれませんね。
まとめ
まさか自分がスリに遭うとは思っていなかったので、この時はかなりショックを受けました。
被害額は1000円ちょっとの現金で済みましたが、こんな体験をしてしまうと、せっかくの楽しい旅をドーンと暗い気持ちで過ごすことになってしまいます。
気持ちを切り替えるのって、そう簡単なものじゃないんですよね。
この経験をきっかけに、私は防犯対策について今まで以上に真剣に考えるようになりました。
海外では開放的になって、気が緩くなりがち><
スリたちに隙を見せないよう、バッグは抱えるようにして持ったり、貴重品は分散して持つなど、十分すぎるくらいの対策で自分の貴重品を守ってくださいね!
※追記:より具体的な防犯対策の記事を書きました!
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【必読】マドリッド地下鉄でスリ未遂に遭った話!私が実践するスリ被害を防ぐ5つのポイント。